篠山紀信 東大寺写真展

2018/12/22 土 ~ 2019/1/15 火 ※期間中毎日開館
9:30 ~ 17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで

東大寺総合文化センター 小ホール
入場無料


◯About Exhibition

728年聖武天皇が皇太子供養のため建立した金鐘寺が東大寺の始まり。 大仏は752年に開眼供養が行なわれたが、大仏殿や講堂などの伽藍が完成したのは789年になる。 本展出品のシルクロードシリーズは、1981年~82年に奈良の東大寺をはじめとして壱岐、対馬を経て、ヴァチカンまでシルクロード関連の取材を敢行した。これらは「篠山紀信シルクロード」全八巻(‘81~82)と「集英社文庫・篠山紀信シルクロード」(一~三)(’83)として集英社から刊行されている。先日、ルイ・ヴィトンの発行する『FASHION EYE』最新作に日本人として初めて参加したことでも再注目を集めた。シルクロードの旅の出発地である東大寺作品を東大寺で見ることができる初めての写真展となる。7m20cmのパノラマパネル―シノラマを始め日本仏教美術史を代表する仏像彫刻や建築の迫力を余すことなく再現する。

◯篠山 紀信

1940年東京都出身。日本大学芸術学部写真学科在学中から広告制作会社ライトパブリシティ写真部で活躍、1961年に日本広告写真家協会展公募部門APA賞を受けて脚光を浴びる。1968年よりフリーの写真家として活動を行う。同年、最初の作品集「篠山紀信と28人のおんなたち」(執筆:三島由紀夫)を出版。以来、刊行した写真集は300冊を越える。1976年、第37回ヴェネチア ビエンナーレにおいて個展開催。現在まで日本を代表する写真家として活躍を続け、受賞も数多い。


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